


今日で年賀状も完成してチャリでポストへ行く。
そのまま帰るとつまらないので、いつもの田んぼへ。
天気は快晴で東の空には月が出ていました。
冬は寒いですが空の青さが違う。あぜ道に止めてぼんやりと空を眺めていた。
そんな時、西から飛行機が雲を引きながらやってきた。
反射的にカメラを構えてみるが、こんなのは何回も撮っているからとやめた。
そしてまたやってきた。「またかよ つまんねーの」と思って見ていると
おおぉぉっ!月とニアミスした。「くそーっ」と思い凹む。
そんな時またアホみたいに飛んできた。
ここで戦闘モードのスイッチがカチンと入る。
まず肉眼で捕らえて瞬時に飛行経路を分析する。
時間にして数秒。標的の月に遭遇する確率が90%と出た。
そして波動砲のように誤差を修整してカメラの倍率を合わせる。
そして両目で監視しながら待つ。一つはカメラの視野。一つは飛行機。
脳の中ではこられがシンクロしたときシャッターを押す。
連写モードで迎え打つ。一発目が命中すると気持ち的に構えが乱れる。
それで3枚目が手振れしました。
これらの行動は自分でも驚くほど速い。
これはカメラの進化が成し遂げたものだといつも思います。